小説「不思議の国のアリス」の紹介
あんまり興味を引くネタがなかったので、たまには文芸の話でも
文芸や映画の紹介をあまりしていないのはネタバレを避けて説明するのが難しいから
かといって、ストーリーの無いヌーヴォーロマンの紹介しても興味の無い人が殆どだろうし。
ちなみにヌーヴォーロマンとはかつてフランスで起きた文学活動で新しい小説のことです。ストーリーを排除し技法としての小説。小説のための小説とでも言うべきか、時間処理とか人称とか空間移動の描写とかが面白いわけですけど、ただそもそも物理的に手に入りにくいしヌーヴォーロマンを語るとしてもかなり先かな。
で今回紹介するのは誰もが知っている話。
不思議の国のアリス
作者はイギリスの数学者、作家のチャールズ・ラトウィッジ・ドジソンが、ルイス・キャロルの名で発表した児童文学
さすがにこのストーリーならネタバレも何も知っているでしょう。アリスがウサギを追いかけていくとうさぎ穴に落ち、気が付くとそこは不思議の国だった。
トランプの兵隊、喋る動物達の世界を冒険するファンタジーだ。
でもこの原作を読んだことのある人は意外に少ないのでは。絵本とかアニメでみたことはあっても。
まあ基本的には一緒なんだけれど。
実際のアリスとアニメなどで決定的に違うことが一つ。アリスの髪の色がそれだ。
そもそもアリスにはモデルがいる。アリス・プレザンス・リデルがそれだ。
画像↓ 撮影は1880年との事
http://upload.wikimedia.org/wikipedia/commons/8/8b/Alice_Liddell.jpg
作者が少女3人と川下りしていた時に即興で作った話が元々で、それに彼女達が食いつき、特にアリスは自分のために物語を作って欲しいとせがみ、その結果一冊の本にした。それが不思議の国のアリスとなった。
この作品は多くの言語に訳され今尚読まれ続ける名作
子供の頃はアニメとかで断片的に知っていたけど、物語としてちゃんと最後まで読んだのは大人になってから。
普通に広い年齢層で楽しめるファンタジーですね。人間の想像力ってすごいなと思った。トランプの兵隊とか、よくそんなもの思いつくなと感心したり。ストーリーもこの時代のものとしてはかなりエンタメ色があり楽しめます。
また映画化やらゲーム化など色々商品化されました。何年か前にディズニーのアリスが公開されたがタイトルが思い出せない。なんだっけアレ。
子供に即興で作った話が大ヒットというとハリー・ポッターとかもそうだっけ。
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文芸や映画の紹介をあまりしていないのはネタバレを避けて説明するのが難しいから
かといって、ストーリーの無いヌーヴォーロマンの紹介しても興味の無い人が殆どだろうし。
ちなみにヌーヴォーロマンとはかつてフランスで起きた文学活動で新しい小説のことです。ストーリーを排除し技法としての小説。小説のための小説とでも言うべきか、時間処理とか人称とか空間移動の描写とかが面白いわけですけど、ただそもそも物理的に手に入りにくいしヌーヴォーロマンを語るとしてもかなり先かな。
で今回紹介するのは誰もが知っている話。
不思議の国のアリス
作者はイギリスの数学者、作家のチャールズ・ラトウィッジ・ドジソンが、ルイス・キャロルの名で発表した児童文学
さすがにこのストーリーならネタバレも何も知っているでしょう。アリスがウサギを追いかけていくとうさぎ穴に落ち、気が付くとそこは不思議の国だった。
トランプの兵隊、喋る動物達の世界を冒険するファンタジーだ。
でもこの原作を読んだことのある人は意外に少ないのでは。絵本とかアニメでみたことはあっても。
まあ基本的には一緒なんだけれど。
実際のアリスとアニメなどで決定的に違うことが一つ。アリスの髪の色がそれだ。
そもそもアリスにはモデルがいる。アリス・プレザンス・リデルがそれだ。
画像↓ 撮影は1880年との事
http://upload.wikimedia.org/wikipedia/commons/8/8b/Alice_Liddell.jpg
作者が少女3人と川下りしていた時に即興で作った話が元々で、それに彼女達が食いつき、特にアリスは自分のために物語を作って欲しいとせがみ、その結果一冊の本にした。それが不思議の国のアリスとなった。
この作品は多くの言語に訳され今尚読まれ続ける名作
子供の頃はアニメとかで断片的に知っていたけど、物語としてちゃんと最後まで読んだのは大人になってから。
普通に広い年齢層で楽しめるファンタジーですね。人間の想像力ってすごいなと思った。トランプの兵隊とか、よくそんなもの思いつくなと感心したり。ストーリーもこの時代のものとしてはかなりエンタメ色があり楽しめます。
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